WW.II ドイツ軍 III号戦車E型 フランス 1940 電撃戦
商品説明
プラスチックモデルキット
ドイツIII号戦車、最初の形!!
第二次世界大戦のドイツ軍主力戦車のひとつとして大戦初期から活躍したIII号戦車の最初の量産型、E型を再現した1/35スケールプラスチックモデル組み立てキットです。
実車について
第二次世界大戦でドイツ軍が開発、配備した戦車がIII号戦車です。当初から対戦車戦闘を考慮して設計された戦車で、3名が搭乗できる大型の砲塔を採用し、砲塔の3名はそれぞれ、砲手、装填手、戦車長と役目を分担することで射撃の速度や精度が向上するとともに、戦車長は指揮に専念できたことが大きな特徴でした。大戦を通して改良が続けられ、活躍を続けましたがその最初の量産型となったのがE型です。それまでの試作的なタイプと大きく異なったのはサスペンションで、それまでのリーフスプリング式を改め、トーションバーサスペンションを採用していました。片側6個の転輪にトーションバースプリングを組み合わせたE型は優れた走行性能を発揮。以後のIII号戦車のスタイルを確立したのです。主砲には3.7cm戦車砲KwK36を搭載。1938年から39年にかけて96両が生産され、大戦初期のポーランド、フランスでの電撃戦にその力を発揮して勝利の原動力となりました。
モデルについて
第二次大戦のドイツ軍戦車、III号のE型を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。直線を基調にしたドイツ戦車ならではのスタイルをはじめ、3.7cm砲を装備した砲塔、足回りなど、細部まで再現され、III号E型の特徴を実感たっぷりにモデル化しています。車体下部はスライド金型を使った一体成型パーツで形状はもちろん、側壁、下面のディテールも繊細に表現。トーションバー式を採用したサスペンションは、トーションバースプリングも1本1本再現され、実車同様に車体下部下面に取り付けられます。サスペンションアームやダンパーもリアルな再現で立体的な仕上がりです。車体上部はフロント部、中央部、リヤ部のそれぞれで再現され、リヤのエンジンデッキはスライド金型で形状を再現。エンジンハッチは別パーツで開閉を選択して組み立てられます。フロントのギヤボックス点検ハッチも別パーツで、同じく開閉を選択可能です。砲塔はスライド金型で形状を一体で再現。側面ハッチは開閉選択。ハッチは裏側のディテールもしっかりと再現されています。そして、コマンダーズキューポラは基本となる形状を5方向スライド金型で一体成型。そこに、ハッチや外装部品、内装部品などを組み合わせて細部にいたるまでの詳細な表現が施されています。ハッチはもちろん、ビジョンポートも開閉を選択可能です。主砲は3.7cm砲の砲身をスライド金型で一体成型。砲口も開口された状態で再現。砲塔内部の砲身基部も繊細なモデル化でメカニカルな仕上がりです。2基の同軸機銃もディテールをシャープにモデル化。防盾なども独特な形状、デザインを正確に再現して、作り応えある砲塔に仕上がっています。
マーキングは1940年フランス戦線の第1戦車師団所属車両をはじめ、計7種を収録。III号戦車ファミリーのさまざまなタイプと作りそろえはもちろん、フィギュアセットなどと組み合わせて情景製作など、魅力が広がるキットです。